安保法制違憲訴訟の深刻な問題点



6月5日は、市民連合@国分寺が主催した憲法勉強会に参加しました。

講師は、私が衆議院議員時代に大変お世話になりご指導頂いた阪田雅裕元内閣法制局長官です。

極めて中立的・客観的に、集団的自衛権に基づく安保法制の問題点を明快にご説明されました。

「さすがは、頭脳明晰な元内閣法制局長官だなあ!」と感嘆しました。

ご講演後、会場から幾つかの質問がありましたが、私もひとつだけ質問しました。

「安保法制違憲訴訟の現状と見通し」についての質問です。

現在、多くの関係者が違憲訴訟を起こしていますが、憲法裁判所が日本にないので、個人の具体的権利や具体的法益が侵害されていないと裁判所で審理却下となってしまうのです。

そうなると、集団的自衛権発動時のような緊迫した状態でないと訴訟の事実的・法律的根拠が認められず、平時では審理がなされない危険性が高いのです。

さらに、最高裁判事の人事は、内閣が任命することとなっているため、安倍内閣が今後とも続くと、安倍内閣寄りの最高裁判事が次々と任命されていくことになります。。

そうなると、安倍内閣が憲法を変えることに失敗しても、(違憲が極めて濃厚である)安保法制については、最高裁判決で合憲となってしまう危険性が高いのです。

日本の司法の最高人事の仕組みが、行政寄りになっている実態が改めて浮かび上がってきました。

そうさせないためには、国政レベルの選挙で国民が明確な意思を示して、安倍内閣の暴走を否定していく以外に道はありません!

元法制局長官の法的理解も同様のものでした。

その意味で、来月の参議院議員選挙の結果は極めて重大です!

なお上の写真は、私の席から写した会合風景です。

二枚目は、会合後の阪田元内閣法制局長官とのツーショットです。
久々にお会いした元長官に、私の方からお願いしました。