ある報道で、白人男性の言葉として、「黒人に8年間指導された後、女にまた8年間指導されるなんてまっぴらだ!」との生々しいコメントがありました。
中間層から低所得層にこぼれ落ちた巨大な層が、米国政界を牛耳ってきたひと握りの支配層に対して抱く怒りの凄さを感じました。
トランプ氏が、ヒラリー氏を指して「支配層の代弁者だ!!」と吠えまくったことが、大きな効果を上げたようだとのコメントが随所で見られます。
民主党の指名争いで敗れたバーニー・サンダース氏に対して熱狂的な支持を送っていた貧乏な若者層も、ヒラリー氏を支配層の代弁者だと見ていました。
米国の1%の支配層が米国の富の65%を握っており、これまでの政治家は、その支配層の走狗だったと言われています。
(最近の研究では、「過去20年間の米国の法律の80%は富裕層の利益のためになった」との研究報告あり)
自分の不明を恥じますが、米国マスコミは支配層に牛耳られており、私もヒラリー氏が勝利すると思っていました。
いまトランプ氏の政策を研究中です。
それにしても、TPPからの脱退をずっと表明してきたトランプ次期大統領を考えれば、昨日、衆議院であわててTPP強行採決をやったという安倍自民党政権の馬鹿さ加減は極まった感があります!