NYの世界貿易センタービルへのテロ攻撃から、米国の対テロ戦争が始まり20年の歳月。
報道によると、この間、米国がかけた総費用が880兆円、米軍人の犠牲者が約7000人。
アフガン&イラク戦争全体の犠牲者が約90万人。
その結果どうなったか?
歴史的にみると、過去アフガンへ侵入した英国軍やソ連軍の敗北と同様、今回も米国軍の敗北・撤退。
そして、アフガンでは「タリバン政権の復活!」と、元の木阿弥へ。
その間、米国の関心は、「対テロ戦争」から、対「地球温暖化」闘争、対中国覇権闘争、対コロナ闘争(世界のコロナ犠牲者460万人)へと転換していった。
しかし、戦場となった(アフガンを含む)中東地域では、憎悪と破壊と絶望だけが渦巻く。
「なんとか、このような悪循環を断ち切りたい!」と願うのだが、、、。

