予算委員会(分科会、2/17)
1.岸防衛大臣に対して、自民党で盛んに論議されている「敵基地攻撃論」の危険性を指摘しました。
具体的に、
❶予防的先制攻撃と称して敵基地を攻撃する場合、攻撃目標を絞り切れるのか?
❷攻撃した場合、相手国との間ですぐさま戦争状態となるが、カウンター攻撃(核攻撃もあり得る)を防ぎ切れるのか?
❸(内閣法制局長官に対し)台湾有事などの場合、沖縄の米軍基地から米軍が対中国攻撃を行う場合、平和憲法との整合性をどのように整理するのか?等の質問をしました。
残念ながら説得的な答弁は得られませんでした。
2.さらに、台湾有事等が勃発した際、仮に米軍とともに日本が軍事的な行動をとるという選択をした場合、中国との間で大規模な戦争状態となり、日本も壊滅的な被害を被る危険性が一挙に高まることを指摘した上で、だからこそ、台湾有事を生じさせないために、米中だけでなく「アジア諸国やヨーロッパ諸国などを巻き込んだ外交的な仕組み」を新たに立ち上げていくべきだとの提案をしました。
3.また、核ミサイル等の大量破壊兵器によって、首都東京が攻撃された場合の危機管理体制について質問しました。
4.最後に、イージスアショア政策の失敗による政策変更で生じた無駄金の責任ついて質問しました。


