遅れてのご報告です。
国会期間中の6/8、衆議院財務金融委員会が、日本銀行(日銀)や東京証券取引所(東証)を視察しました。
私は、異例ですが、財務金融委員会の野党側筆頭理事を3年間続けてやっています。
❶まず日銀の金庫の中に入り、現金の札束や金塊を見ました。
当然、カメラでの撮影禁止。
I万円札を10000枚並べると高さが約1メートルで、1億円となります。重さは約10kg。
となると、1億円の1万倍である1兆円の高さは1万メートル、10キロメートルとなります!
10kmというと、小平駅から中野駅までの距離です。
1万円札を並べて凄まじい距離ですね!
よく国会で何兆円という話が出ますが、イメージでは豆腐I丁・2丁のような錯覚にとらわれてしまいます。
金庫内のインゴット(金塊)にも触れさせてもらいました。
インゴット1つが、確か14.7kgと聞いたような。値段にして1.2億円だそうです。
その後、黒田日銀総裁や主要幹部を交えて懇談。
私の方から、「日銀は東証の上場銘柄として株の売買がなされていますが、日銀株の55%を保有する政府を除いて、何故民間の主要株主を公開にしないのですか?」と質問したら、はっきりした答えが返ってきませんでした。笑!
日銀の中では写真が撮れないので、旧本館の前で写真を撮りました。(写真)
❷東京証券取引所(東証)
昔は、大声と手信号で売買をやっていたので、とてもガヤガヤしていました。(写真)
今は、全て電子取引なので静かなものです。
6/8も、晴れの上場記念式典が行われていました。
関係者の皆さんが、とても誇らしいお顔をされていました!
視察が終わって東証幹部との懇談会がありましたが、米国民の財産の約50%が株に投資しているのに、日本国民の株投資は約10%強だという話がありました。
ほとんどの日本人は、利子が極端に低い銀行等に預金しているようです。
今後は、日本国民の財産のポートフォリオを多様化していくことが重要だと感じました!