今日は、党のジェンダー平等推進本部の会議に参加しました。
テーマは、「自衛隊における女性自衛官へのセクハラ問題」でした。
AERAの7/14号の記事で、元自衛官の五ノ井里奈さんが、実名・顔出しという大変な勇気を持って、訓練中に受けた性被害をYouTubeで公開したことを扱っています。
今日の会議では、五ノ井さんご本人が参加されて、生々しい体験を語って頂き、自衛隊内の捜査機関に被害届を出しても検察から不起訴とされた不合理な実情を切々と訴えられました。
参加した我々からは、❶セクハラへの救済手続きが不備であるとともに、機能していない現状を確認し、❷ セクハラの酷い実態を聴き、それが氷山の一角であることがわかり、❸セクハラ事件を起こしても現場で隠蔽工作が行われ、適正な処罰がなされにくい理不尽な実情を知りました。
同時に、防衛省の担当企画室長を呼んで、上記の実態を問い正し、厳正な処罰の必要性と同時に、適切な解決策に至るシステムの改善を求めました。
まだ、状況改善の第一歩を踏み出しただけですが、女性自衛官が今後セクハラ・パワハラを受けないように最善の努力を継続してまいります!
また、大多数の真面目な自衛官の方々が、一部の不心得者のために、不名誉を被ることが無いようにすることも重要です。
いずれにせよ、解決のキッカケをつくって頂いた五ノ井さんの勇気に改めて敬意と感謝を申し上げます。

